「アメノオト」

 

朝から降り続く雨 憂鬱が街を染める
見事に外れた天気予報に 街中がまるで泣いてるようだ

泣きたいのはこの僕の方さ これじゃお気に入りの靴も履けないよ
なんで今日に限ってこんな バス停に伸びる長い長い列

喉につかった思いは もう 胸に刺さった痛みは もう
ひとつふたつの薬じゃ癒えそうにないくらいになった
人の強さを羨み 人の弱さを冷やかすような
そんな卑しい自分は捨てたいよ

赤くなって 痛くなって 腫れた僕の心 少しだけ休もうかな
見たくなくて 知りたくなくて 閉じた僕のまぶた 少しだけ眠ろうかな

水溜まりをよけて歩いた 濡れまいと傘を低く構えて

雨から身を守るその行為が 自由を奪うということも知らずに

喉につかった思いは もう 胸に刺さった痛みは もう
ひとつふたつのクスリじゃ言えそうにないくらいになった
人の強さを敬い 人の弱さを愛せるような
そんな優しい自分になりたいよ

赤くなって 痛くなって 腫れた僕のまぶた 少しだけ休もうかな
見たくなくて 聞きたくなくて 閉じた僕の心 少しだけ眠ろうかな

青くなって 明るくなって 晴れた遠くの空

少しだけ変わろうと思って言うよこの言葉を
「はじめまして 僕に出会ってくれてどうもありがとう」
少しだけ優しくなるから