「太陰暦」

 

眠れない夜たえきれなくてブラリと散歩に行く
見上げた夜空には満月が浮かんでいた

どこに向かうでもなく 何をするでもなく日々を過ごす
それじゃ月のウサギも何も分けてくれないだろう
こんなに頑張ってます 井の中の蛙が叫ぶ
僕だけ照らしてと言ったら月もあきれて雲に隠れた

これくらいのお弁当箱に これくらいの夢を詰め込んで
どれくらいの時が流れたら それは現実になるんですか?

僕には夢がある それなりの理想もある
何かやれそうな気持ちも朝が来たら消えてなくなるの
思い通りにはいかない 現実は甘くはない
彷徨う僕の足元照らすのは青く白く光る月明かりだけ

これくらいのお弁当箱に これくらいの夢を詰め込んで
どれくらいの時が流れたら それは現実になるんですか?

傷ついてなお 奪われてなお 僕は生きていたいんだ
そんな僕を月は今なお 照らしている

これくらいのお弁当箱に これくらいの夢を詰め込んで
この世界の片隅で 僕は生きてもいいですか?
これくらいの人の中で これっぽちの力で
どれくらいの幸せを 僕は願ってもいいですか?

僕は祈ってもいいですか?